Top of the world & 芥川賞。。

 こんにちは。。優雅にさきイカ食べながら更新中のmartです。。笑

 今日は前回の近況報告3で予告した、Top of the world & 芥川賞をお伝えします。。


 えっと、順番的には芥川賞のお話が先です。。



 話は3年前の1月。。


 僕は浪人中で、受験直前ということで、毎日カリカリ勉強しておりました。。

 1月にもなると、予備校に行くこともなくなり、専ら家から出ることなんてありませんでした。。


 そんな折、ある日の新聞の一面にこんな一面が載っておりました。。

芥川賞 20歳金原 19歳綿矢さん 最年少


 
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そーです。。あの芥川賞最年少更新のニュースです。。

 僕はこの新聞を読んだとき、なんだかとっても悔しい気分がしました。。

 なんというか、ただの怒りではなく劣等感。。

 僕と1つしか歳が違わない人がこんな晴れ舞台に立っている。。

 自分は3ヵ月後どこの大学に行けるとも知らず、増してや大学に入れるかどーかも分からないという不安定な時期なのに、この人たちは・・

 なんなんでしょー??笑。。なぜ自分もこの人たちをここまで意識しているのかは分かりません。。

 ただ、年齢と時期がその気持ちを高ぶらせたのかと・・


 実はこれ以降(受験後)この人たちのことをもっと知りたいと思い、全ての日の朝刊・夕刊をを読むことにしました。。

 これが、きっかけで読み始めた新聞ですが、読んで見ると意外に面白い記事が載っているモノで、それをスクラップにまとめることにしまして、今に至ります。。

 ちなみに今では、社会・医療・趣味・電車・科学の5分野に分けてまとめております。。


 さて、3年前の話に戻りまして受験のラストスパートをより加速させて、2月、受験本番に挑みました。。

 しかーし!!実は今までみなさんにも言っていなかったのですけど・・

全部不合格でした!!


 イヤ、今行ってるT大学は滑り止めで受けたんですけどね、練習で受けたところが最初に落っこちてしまって・・

 以降、他の大学も合格発表聞く気も失せまして・・

 本気でこの時期はうつになりました。。汗

 その間にいろいろ人生について考え直してみたのです。。

 その時に再びあの芥川賞の金原さん&綿谷さんが浮かび、最初は比較して、ますます劣等感に陥る一方でしたが、ある時こんなことを考えてみたのです。。

 金原さんと言う人は大学には行ってなくて、作家を本気で目指してもなくて、自分が好きなことをただひたすら続けてたら、あんな高価な賞をいただいてしまったとか・・

 まぁさすがに、これはかなりラッキーな話かもしれませんが、自分もほんの少しだけ、こんな生き方と言うのをしたくなりました。。

 このまま浪人して、また1年後に受験するなら1年間とは言わず、半年間ぐらい自分が好きな物理に毎日没頭して、やってみたらどこまでいけるのか??

 なんか、その時の自分ならたった半年でもかなり行ける気がしたんですよ。。笑

 それこそ、大学生に負けないぐらい必死に。。


 ほんの少しそんな企みを企てた折にT大学から補欠合格の通知がきました。。笑

 そして、迷いもせずそのままT大学に入学することにしました。。

 合格と言うのはものすっごく嬉しかったんですけど、ほんの少し、この時に浪人していたら、自分はどこまで行ってたのだろーか??という疑問も残りました。。笑

 なので、もしかしたらこの芥川賞の2人に自分の人生変えられてたかもしれません。。爆

 一応、今までの自分の中で、自分の人生を変え損なった人たちです。。笑


 さて、無事にT大学に入った僕でしたが、欲を言えば正直こんな大学に入るつもりではありませんでした。。爆

 だって、僕の高校からでさえ、推薦で行けて、高校で同学年だったヤツとか1コ上だったんですからね~爆

 とりあえず、学校が近いということだけが救いで、ホームシックな僕にはピッタリでした。。笑


 大学入学して、半年ぐらいは僕は自転車で通っておりました。。

 だいたい家から山を越えて30分ぐらい。。笑

 高校の道とほぼ変わらないんですけど、やっぱ最初は「まさか大学生になってもこの道を使うとは・・」という気分でした。。笑


 大学に入り他人との劣等感に駆られてた僕ですが、1つだけこの大学に入って良かったという瞬間がありました。。

 うちの大学は首都圏でも有数のキャンパスの面積を誇る大きさだそーです・・爆


 人がまばらな土曜日の昼下がりのこと。。

 その大学のメインストリートを自転車で走りながら、音楽を聴きながら走ることです。。

 その時の曲が

カーペンターズ  Top of the world


 でした!!

 ちょーどその半年前にやっていたビギナーというドラマのエンディング曲だったのです。。

 そのドラマが司法修習生のお話で、年齢に関わらず、新しいことを勉強していくってのが当時の自分にピッタリということで(笑)とっても気持ちがよいドラマだったんです。。

 Top of the worldも、そのドラマにピッタリハマってて、すっごく気に入りました。。

 それで、その曲を大学入学したてのある春の晴れた昼下がりに聞くってのはホントに気分がよかったんです!!

なんつーか、それだけで涙が出てくるよーな・・爆

 そんなことをやっていたらいつの間に、自分が満足行く大学に入れたワケではないけど

入ったからにはこの大学でがんばっていこー!!


 という勇気が湧いてきたという逸話。。笑

 だから、今でもこの曲を聞くと、大学入学当時のことが思い出されて
今の自分はあの時に決意したよーな大学生活を送っているのか??

 ということを振り返ります。。笑


 高校だったら、もう卒業だけど、大学生はもう1年あります。。

後悔ありで入った大学ですが、最後は笑って卒業したいです!!



 明日から、新年度。。

 友達も就職のため引越し、残された自分もあと1年。。

 改めて、初心に戻り、勉強に貪欲に向かい合えればいいなと思います!!

 皆さんも新年度

今一度初心を振り返って、志を保っていきましょー!!