ブルータワー。。
こんばんは。。昨日、新潟から帰ってきたmartです。。爆
いや~ちょっとミワに会いにー・・
ってのはなくて、お仕事です。。
はい。。
お仕事です。。涙
まさか仕事で新潟行くとは思っても見なかったので、不思議な気分でした。。汗
初めて家の車以外で新潟に乗り込んだので、雰囲気が変。。
車で掛ける音楽も同僚のウォークマンだったし、夏じゃないし、雪ないし、着てるの作業着だし・・
なんか、
こんなシチュエーションで新潟になんて行きたくない!!
って思っちゃいました。。(←失礼。。笑)
なので、ロクに新潟の雰囲気にも浸れず帰ってきました。。涙
そして、偶然か必然か、年末も大晦日まで同じ病院に納入です。。
これはもうリアルにミワんちに泊まりに行ってやろーか考え中です。。爆
さて、(確か)容疑者Xの献身以来、自分の中で読書ブームの火が収まりません。。
ブームといいつつ、実際には仕事が忙しくて全然、読めていないんですけど・・汗
そんで最近、容疑者Xの献身以来のセンセーショナルな本を見つけました。。
タイトルは
石田 衣良の小説です。。
いつか話したかもしれませんが、現在僕だけに限らず家族全員が読書ブームです。。爆
にーちゃんが実家に帰るたびに2階(主に兄弟の部屋の階)の階段そばに自分が読み終わった本を置いていき、僕もそこに容疑者Xの献身など、自分が読み終わった本を置いていったら、いつの間にかそこが「おすすめの本」置き場になっていて、どんどん兄弟の読んだ本を掻っ攫ってきました。。笑
にーちゃんが最近まで石田 衣良にハマって大量に石田 衣良の本があったのですが、その中にブルータワーという長編小説(文庫)置いてありました。。
ここからはネタバレ・・
内容は末期がんの主人公が突然、意識だけが200年後の世界に飛ばされてしまう。。
しかし、そこは第○次世界大戦末期、某国がインフルエンザウィルスに遺伝子操作を加えて作った、黄魔と呼ばれる致死率80%のウィルスが蔓延する世界だった。。
そのウィルスによって人類の9割が滅び、生き残った1割の人たちが高さ2kmの塔ブルータワーを作り出した。。
その上、塔の中にすら入れない人たちもいて、そーゆう人たちは黄魔が蔓延する外で流浪して、ただ死に絶えるのみの生涯を送る。。
こんな、最悪な世界に飛ばされた主人公は最上階に住む自分と同じ名前の人間に乗り移ってしまう。。
しかも、主人公が乗り移った人間はよりによって最上部に住み、その塔を牛耳る委員会の1人。。
現代に生きる主人公から見ると、一目で「この世界はおかしい!!」と思えるのだが、実際自分には何ができるのか分からない。。
さらになぜか分からないが、この世界では自分がこの世界の救世主とみんなが信じている。。
次第に塔の上層部と下層部との戦いに巻き込まれていく主人公。。
自分を救世主だと信じて犠牲になっていく仲間達。。
果たして、主人公にこの世界は救えるのか!?
とまぁ本のコピーっぽくは書いてみましてが、どーでしょー??
皆様読みたくなりましたか??笑
僕にとっては衝撃作であり、感動作でありました。。
ここからは約1年前に書いたBeautiful Worldの続きみたいなんですけど・・
2回もこの本を読んだ&社会人数ヶ月目の自分としては、世の中は実際、ブルータワーの方向に進んでいると思います。。
日本だけかもしれませんが、人間て自分の手で自分の首を絞めている気がするんですよね~
ワガママ=甘ったれているという固定概念の元でどんどん個人の意見がかき消されて、結局社会という言葉の前にみんな手も足も出なくなってしまい、泣き寝入りしたらそこは敗者の集合体フリーターやニートという言葉で括られる。。
すんごい危険な考え方ですが、そーいう風に追い込まれた人が犯罪を犯してしまうというのも最近、分からなくはないと思っちゃいます。。
もちろん、人に迷惑掛けるのはいけないし、人殺しなんてもっての外。。
ただ、自分がその犯人と全く同じ人生を辿ったときにもしかしたら自分もそんな行動を起こしてしまうんじゃないか??と思ってしまいます。。
こー思うと、1億人以上も人が住んでいるのに、毎日殺人事件が数件しか起きていないというのは逆に人間の理性に感心しちゃいます。。
そーいう不満が積もりに積もって、行動がエスカレートして、戦争が起きて、結局人類は自滅する。。
なんか、こーゆう構造が最近、見え見えで世の中がまたDirtyに思えてきました。。笑
ただ、最後にある人がこんなことを言っていました。。
戦争を起こすのは人間だが、戦争を静めるのも人間だ。。
世の中、ホントにうまくできているモノですね。。笑