正義を謳う人々。。

 こんばんは。。龍○伝にハマっているmartです。。


 初めてN○Kの大河を1話から見続けているのですが、結構面白いです。。

 もちろん、笑いの楽しーではなく、非常に味わい深く、興味深い構成になっていて、なかなか勉強になるということです。。


 前回で、第1部が終わり、4月からは第2部へ。。

 この幕末から明治維新ってすっごく興味があるトコなんですけど、あまりに複雑すぎて、年号は覚えられても、詳しー内容や人物像がイマイチ理解できないんですよね~汗

 でも、この幕末から明治維新の転換期が日本の近代化の出発点なので、現代の僕らの文明・社会を知るには、やはりここから学ぶことが賢明かと思います。。



 さて、今夜は15年目のあの事件について。。

 龍○は誰も傷つけずに、日本を変えようとしたし・・

 姜○中さんはある大量殺人犯のことを「ネットでの無反応が人を孤独にさせ、あの犯行に及んでしまった。。しかし、それは今、どこぞの国で起きている自爆テロをする人々と全く同じ状況なのだ」というし・・

 永山○夫は「貧困が自分を狂気に駆り立てた」というし・・

 ショ○ンは失恋と祖国の荒廃に対して、葬送行進曲を作ったというし・・

 オバ○大統領は「we will defeat you!!」って宣言するし・・


 うん。。時代や国に関わらず、不満がなければ、こんな行動や発言が出るハズがない。。

 みんな現状を打破しよーとして、やっている。。

 その結果が良くも悪くも。。

 ただ、正しーことも、悪いことも価値観、角度次第。。

 誰が悪いかなんて、分からない。。


 あえて言えば、勝てば官軍。。

 それだけは歴史が証明してる気がする。。

 ただ、この言葉は官軍が正しーとは言ってない。。

 つまり、いつの時代もどこの国も正しートコはなくて、正しーよーに振舞っているだけ。。

 だから、それに対しては肯定も否定もできる。。

 でも、ここでもはっきりしてることがある。。

 トップに立つのは官軍だ。。


 地下鉄サ○ン事件から15年が経って、今思い直してみるとあの事件は一応、その官軍を倒そーとした正義のつもりで、起きたのかな~と。。

 どんな事情でも人を殺すことは絶対に肯定できないのは分かってたハズなのに、なんであの人たちはあんなことをやってしまったのか??

 官軍に訴えたいなら、もっと別の方法を考えられなかったのか??

 確かに、官軍が作った法律に従って、勝負するのはあの人たちにとって、バカげているのかもしれないが、あんなに頭がいい人たちの集まりだったんだから、もっと別の、それこそ殺人以外に人を傷つけないやり方で官軍や世間に訴えることはできなかったのか??

 と今さらながら、考えてしまいます。。

 あの事件によって、変わったことと言えば、被害者に対しての法律の処遇が手厚くなったことやテロを身近に感じさせるという国民の意識改革。。

 あとは、宗教という言葉に対する抵抗感。。

 など、結局誰一人得することもなく、被害者・遺族にとっても、他の宗教団体に対しても、さらにはオウム自身も、全ての人間がただただ悲しむだけの結果になってしまいました。。

 何かを変えるためには労力や犠牲は必要かもしれませんが、そこでルールを破ったり、人を傷つけたりしたら、その時点で、それは正しい行為ではありません。。

 でも、なぜか時に人間は考えなくても分かる良いことと悪いことの区別がつかなくなってしまうから、不思議な生き物です。。

 どーか、これから先、このような悲しー事件が起きませんように。。

 残念なことに今はそう願うことしかできません。。