理系なミステリー。。
こんばんは。。少年サッカーに属していたにも関わらず、サッカーには興味のないmartです。。
にーちゃんの影響で始めたのですが、よくそれで4年間(?)持ったモノです。。
つーか、ぶっちゃけ家の父親がそのクラブのコーチの1人だったんですけどね。。爆
父イワク、僕の持病(心臓病)のためにも良かったとは言っておりますが、今の自分ならサッカーやるなら、家で勉強してます。。爆
どーせ習い事するなら、ピアノやれば良かったと今でも後悔しております。。爆
そんな、町のサッカークラブに属していた僕とにーちゃんとは反対に、兄弟の中で(つーか、家族の中で)ねーちゃんが一番のサッカーファンなのです。。笑
ワールドカップに関わらず、毎シーズンJリーグをテレビで観戦しております。。
先日は隣町に観戦に行きました。。爆
自分はサッカーには興味がないので、今日みたいに日本代表戦があると、ねーちゃんの
おしー!!
うわ~!!
あぎゃ~!!
と言った声がとってもうるさく思います。。笑
そんな、趣味の合わない一面を持つ兄弟ながら、同じことに趣味が合うとヒドいです。。
この他にも趣味の合うモノが多々あるのですが、今日はその中の1つで、とある作家さんについて。。
名前は
初めて知ったのは会社の同期の方からお勧めいただいたすべてがFになる。。
この人の処女作にして、第1回メフィスト賞受賞の作品です。。
そして、実家に戻ってこの本について熱弁をふるったら、ねーちゃんがとっくの昔に読んでいたなんてオチになってました。。笑
小説の中では、平気で名古屋(小説では「那古野」笑)の地名を出してきて、前なんて星○丘なんて地名が出てきてビックリしちゃいました。。爆
既に何冊も本を出していて、数種類のシリーズに分けられているのですが、その中で僕が一番好きなのは
犀川&萌絵シリーズ。。略して
が大好きでございます。。
基本、この人の書く小説はイカにも
理系が書いた~!!
って匂いがプンプンするんです。。笑
その中でもこのS&Mシリーズの犀川氏という人は某国立大学N大教授(小説の中でもここだけ「N大」笑)で、変人の香りが漂っているのですよ~
謎を解く気がないと言っても、ガ○レオや容疑者Xの献身の湯川みたいに
ではなく、終始やる気ないんですよ。。笑
というか、事件に興味がない。。爆
で、犀川教授はいつも
ふ~ん。。
と言いつつも、コーヒー数杯とたばこを数本を嗜んだ後、最後にはみんなの前でさらりと解いてしまう。。
ではなく、スゲーとしか言いよーがない推理力なんですよ。。
こーゆうのが天才なんだろーな~
っていう・・
ねーちゃんイワク
森 博嗣自身がきっと、この犀川教授みたいな人なんだろー
と推測しておりました。。
そして、この小説のもう1つの特徴が、殺人の動機が薄い。。
あるんですけど、それが常人では理解できない動機なんですよ。。
って。。
小説の中でもこの点に触れられていて、最近、読んだ詩的私的ジャックには
そんな動機で人を殺すモノなんですか??
という警察からの問いに対して、犀川教授が
私にも理解できません。。でも、人に説明できるよーな動機だったら、誰も人を殺さないでしょー??
この言葉に森 博嗣の小説の世界観が詰められているのでは??と強く思いました。。
ミステリー作品のクセにとっても映像化しにくい作品ですが、逆に本ならではの表現でもって描かれている森 博嗣ワールドをぜひ1度ご堪能ください。。
たぶん、人によって好き嫌いが激しー作家だと思いますので、そこら辺は悪しからず。。笑