当事者と傍観者。。
こんばんは。。篤姫を全話観終わったmartです。。
いや~45分×50話ってムッサ長いっスね~!!汗
ねーちゃんに勧められて、ねーちゃんの録画したDVD(10枚分)観たんですけど、あの長編を駆け足で見ると、頭の中がエラいことになりますね。。汗
うっかり、
幕末!?俺、超詳しーぜ!!
って、名乗ってしまいそーな錯覚を覚えます。。笑
篤姫は前半はかなりダルかったです。。汗
正直、生家を出るまでが一番、温くて、断念しそーになりました。。
特にドラマとしては、徳川 家定との短い夫婦生活のシーンがとっても観てて楽しかったです。。
そして、やっぱり西郷さんは好きになれん・・
あの人はなんであんなに戦好きなのだろーか??
人を殺すことによって、人が幸せになるということを死ぬまで信じてた人というのが、どーも僕には理解できぬのです。。
あと、小松 帯刀という人を初めて知ったのですが、坂本 龍馬と仲良しみたいで(笑)龍馬伝にも出てくるらし-ですね。。
全体的にドラマとしては、龍馬伝とは対照的に女性寄りに描かれ、篤姫が出会った1人1人の人間全てと向き合って、全ての事情を解決さえよーとして、全部丸く収まってしまういうところが、ちょっと抵抗あったんですけど、幕末に関して学ぶにはとってもいいきっかけになりました。。
さて、その篤姫が没した2年後の1885年。。
日本初の内閣総理大臣に伊藤 博文が就任いたしました。。
そして、そこから93番目の内閣総理大臣が辞任いたしました。。
そんな空気は今に始まったことではありませんでした。。
政治というのは得てして、政策ではなく、イメージが全て。。
大半の国民は国会中継など見ずに、朝夕晩のニュースでその一部しか見ないモノです。。
その意味では民主党は国民に分かりやすい政治展開をして、国民からのイメージを良くしよーとした努力はあったので、それはそれでよかったと思います。。
事業仕分けとか沖縄訪問とか、パフォーマンスと言われよーと、実際に何かをやったのには違いありませんからね。。
ただ、そこに重点を置きすぎて、雁字搦めになってしまったという感がありました。。
まさに篤姫がよく言ってた
一方を聞いて沙汰するな。。
ということを実行しよーとしたんですけど、結局政治はどちらかに決めなければいけないので、必ず一方の願いどーりにはいかないモノなのです。。
そのどちらの言い分や反応も酌み取ってしまい、メディアもその流れに追従してしまったので、ダムの問題や基地問題などでマイナスなイメージを作ってしまったのです。。
そして、公約というのも作ってしまったからには9つが実行しても、1つでも失敗してしまったら、嘘つき呼ばわりされてしまうのです。。
まぁ実際嘘をついたんですけど、1つの嘘で9つの成功がかき消されたてしまうのはどーかと・・
しかし、やっぱり政治と金の問題で、年明け即行に小沢さんが問題になった時の小沢さんの態度と首相の行動だけは気に入らなかった。。
個人的にはあそこでかなり幻滅しました。。
秘書の責任はあなたの責任でもあるんですよ。。秘書が逮捕されてたんだから、あなたも辞任して当然でしょ??
(一字一句正確ではありませんが。。)という言葉をまるで自分が発してないと言わんばかりの、小沢さんへのかばい具合は見ててムカムカしました。。
やっぱり、政治でも何でも実際自分でやらなきゃ分からないし、その時点なら傍観者として何とでも言えるのです。。
(まぁ僕も「一般ピープル」という傍観者の1人に過ぎないんですけどね。。)
そんなんで、結論としてはどーせここまでやっちゃったんだから参院選までやってよかったと思うんですよ。。
逆にいうと、
選挙に勝てそーじゃないから、辞任します
っていう魂胆がまた政治家っぽくてムカつきましたね。。
小泉総理が正しかったとは言わんけど、あの人以来安倍さん・福田さん・麻生さんと1年ごとに日本のトップが変わってるんだから、これ以上1年以内記録を伸ばされたら、首相という役職に信頼が置けないし、何より政治自身にも信頼が置けなくなるだけだっつーのに。。
あ~次の首相は誰になるんだろ??
幕末の志士たちが現代日本を見たら泣くだろーね。。笑