遊就館。。

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 今晩は。。かなり身体が疲れているmartです。。


 今日、もしESCキーで一発削除したら、2度とこの記事を書く気力はありません。。笑


 今日はねーちゃんと母と3人で


 へ行ってまいりました。。


 実はちょーど1ヶ月前の東京見学の時も行ったのですが、その時には行けないところがありまして・・

 それは



みなさまこの建物をご存知でしょーか??

 靖国神社の境内にある戦争の博物館のよーなモノ。。


 小泉 純一郎元総理の時期に靖国神社の特集(?)がよくやっていたヤツを観た方はご存知のハズ。。


 今日はそこへ行ってまいりました。。


 前回は時間がなくて行けなかったトコなので、今回はかなり気合いが入っております。。笑


 入場してまず最初の方は「戦争」ではなく、日本国の成り立ちについてから説明されております。。

 時代はヤマトタケルノミコト高天原降臨(?)の話から始まり、第1代天皇 神武天皇の話~江戸の幕末までざっと日本史の復習。。


 でも、ここまででも日本史好きの人には堪らない!!笑


 流れはサラッとですが、何分、1800年分モノ歴史を振り返り、展示物も(説明付きで)触り程度はあるので、僕とねーちゃんはここまでで1時間近く掛かってしまいました。。爆

 ちなみに母は30分で通過したらしく、30分休憩室で待ってたとか・・爆


 幕末からはだんだん詳しく説明され始めます。。

 というのも、

日本がイカにして「戦争」という道に進んで行ってしまったのか??

 というのがメインテーマなので、話は鎖国を解く時代辺りから詳しくなってきます。。

ペリー来航






 ここから脱亜入欧の動きが強まり、日本は次第に富国強兵が合言葉になってしまったのです。。



 では、日本の出来事だけに留まらず、ヨーロッパの戦況がどう日本に影響したかまで詳しく述べられていました。。

 僕は前の冬休み~春休みにかけて、日本史総復習した上、日本の歴代首相もアメリカの大統領も全部暗記したので、歴史の整合性が見えてきて、すんごく面白かったです!!笑


 でも、この遊就館の記述は(やはり)日本贔屓の説明になってた気がします。。

日本軍が植民地の先住民に称えられてた

みたいな記述があるのに、盧溝橋事件(中国の『盧溝橋』という橋で睨み合いになって日本・中国軍のどちらかが先に、敵に発砲して、これをきっかけに日中戦争に突入していった。。)では、はっきり

中国が日本軍に先に発砲し・・

 と書いてあるし、そのワリには


 については何も書いてないし・・

 この↑どちらもが未だ未解決になってて、お互いの国が相手のせいにし合ってることなのです。。


 最近まで中国・韓国・北朝鮮が主張してた、いわゆる

日本の歴史認識問題


 の一部ですね。。

 でも、今日ここ行って、「これが日本国の見解なんだ~笑」とある意味(馬鹿げた)関心をしてしまいました。。爆


 さて、さらに進むと、ここからが有名な

太平洋戦争


 についてのお話。。

 

1941年 12月8日 太平洋戦争 開戦



ガタルカナル島決戦

硫黄島決戦

ひめゆり隊 集団自害


原爆投下

 語りつくせない惨劇がこの約3年と8ヶ月の間に起きたワケです。。

特攻隊や人間魚雷で自分の体ごと敵に突っ込み命を落とした軍人。。


肉親と離れ離れになって、亡骸だけが帰ってきた家族。。



 老若男女問わず、天皇のため、お国のため(という名目??)で数百万の命が散っていったのです。。



 館内には無数の遺書や遺影が展示されてました。。

 もちろんどれ1つとして知っている程、有名な方の写真はないのですが、遺影の名前の下に共通して「○○にて戦死」という言葉があって

あ~ここにある写真に写る全ての人が「戦争で」死んだんだな~

 と、ちと感慨深くなってしまいました・・

一体、誰のための戦争だったのか??

誰かがこの戦争で得をしたのか??

 今一度深く考えさせられる1日になりました。。

 みなさまも機会があれば(靖国神社参拝の賛成・反対に問わず)日本人として、ぜひこの「遊就館」だけでも、一度ご覧になってみてください!!

 入場料は大学生500円 一般700円ですが、余裕でこの倍以上の価値があります!!