23時半。。とある田舎駅での事件。。

 こんばんは。。おととい久しぶりに日本の列車に乗ったら、みんな台湾人に見えたmartです。。爆


 いや、これギャグじゃなくて、マジですので・・笑

 ウォークマンで、外界の音をシャットアウトすると、かなりの不安に襲われます。。汗

 よくよく見てみると、たまに台湾人より台湾人っぽい日本人っていません??爆

 病気なんすかね??汗



 さて、今日はそんな座っているだけで、恐怖に陥ってしまう列車の中のお話。。


 おとといの帰り。。

 大都会・新宿から神奈川県田舎町に戻るべく、私鉄に乗りました。。

 この鉄道会社は神奈川県民の中では私鉄市場TOP3に入る超大手で、僕の住む田舎町とその周辺住民にとっては必須の都会へのアクセスです。。


 そんな、小さな時から乗り慣れた私鉄で、おとといある事件に遭遇しました。。


 新宿を7分遅れで出発した急行列車は3連休初日を23区内で過ごした、区民じゃない都民と、神奈川県民で車内は混雑。。

 通勤列車には劣りますが、乗車率150%というトコでしょーか。。


 自分は1本見送ったおかげで、先頭車両の運転席に近い席に座れて、ボーっと台湾の音楽聴きながら

みんな台湾人っぽいな~

 と思いながら、気楽に座っていました。。笑

 列車は30分ほどで東京都を出て、神奈川県に入り、50分ほどで(本)厚木と言う駅に着きました。。

 その駅は近場ではかなりデカい駅で、もうここまで来ると、なかなか乗客も少なくなって、新宿駅発車時に比べたら嘘のよーに閑散とした車内。。


 僕は席を移動して、車両の真ん中ぐらいの、横並びの席の一番端(ドア付近)に座りました。。

 相変わらず台湾の曲を聞きながら

あと15分ぐらいで着く~

 と電車の人口密度に比例した心の余裕をカマしていました。。笑

 (本)厚木駅の次の駅AK駅(ちょっと長くて紛らわしーので、省略。。)でその事件は起きました。。


 AK駅に着いて、ドアが開く。。

 降りる人はいない。。

 ドアが閉まる。。

 すると、そこで・・

 ものスゴい勢いで、優先席付近にある緊急停止ボタンに飛びつく女性。。爆

静寂。。


 ブザーの音が鳴っていたのですか、それはもうただ静寂を強調するBGMにしか聞こえない・・

アナウンス  只今、車内で緊急停止ボタンが押されました。。確認いたしますので、少々お待ちください。。

 すると、ボタンを押した女性が駆け足で運転席へ。。

 ドアを叩く。。

 事情を説明する。。


 正直、僕はこの時

AK駅で降り遅れたからドアを開けてくれ

 という迷惑な客かと思ったんですよ。。汗


 事情を聞き終えた、運転手は一度、運転席のドアを閉める。。

アナウンス 只今、1両目に体調が悪くなったお客様がいらっしゃるということなので、只今から運転手が対応いたします。。発車まで少々お待ちください。。お急ぎのところ申し訳ございません。。

 運転手が運転席から出てくる。。

 女性に誘導されて、1両目と2両目の連結部近くにある優先席のお客さんに声を掛ける。。

運転手 大丈夫ですかお客様~!?

 車内は運転手の声だけが響き、乗客は皆そちらに注目。。

 緊張感に包まれる中、1分ほど声を掛け続けたんですけど、お客さんは無言。。


 この時、自分も同じ側(進行方向向かって左側)だったので、お客さんの様子は全然分からなかったんです。。

 もしかしたら、声は出ずとも、首やら手やら動かしてたのかもしれませんが・・


 このままでは状況が改善されないと判断され、再び運転手は運転席に戻る。。

 しばらくして

アナウンス 只今、1両目の方で体調が悪いお客様がいらっしゃいますので、対応しております。。今から列車のドアを開けますので、ご注意ください。。お急ぎのところ申し訳ございません。。

 ドアが開く。。

 運転手が出てきて、1両目の乗客に向かって

運転手 只今、駅員を呼びましたので、少々お待ちください。。お急ぎのところ申し訳ございません。。

 再び声を掛け始める。。

運転手 お客様大丈夫ですか~!?

 しばらくして、駅員現れる。。

 先にお客さんの手荷物だけホームに降ろす。。

 次に運転手と駅員がお客さんをホームに担ぎ出す。。

 車内は沈黙。。

 残っている客は元の状態に戻っていいのか、しばらく様子を探る。。

 約1分後。。

 運転者が運転席に戻る。。

アナウンス お待たせいたしました。。間もなく列車は出発します。。

 ドアが閉まる。。

 発車する。。

 走り始めて、しばらくして車掌からアナウンス。。

アナウンス 只今、1両目でお客様が体調を崩され、運転手がその対応をしておりました。。体調を崩されたお客様は駅係員に引き継ぎましたので、この列車はAK駅を10分遅れで出発いたしました。。お客様にはお急ぎのところ大変申し訳ございませんでした。。

 以上が僕がおととい23時半にとある神奈川県の田舎の駅で遭遇した事件です。。


 結局、僕の知る限り、最後まであのお客さんの意識が戻らなかった気がするんですけど、大丈夫だったんですかね??

 一応、翌日の朝刊とか読んでみたんですけど、特に書いてなかったので、ちょっとは安心したんですけど・・


一体、何だったんでしょー


 担ぎ出される時、靴だけ見えて、大きめのメンズの靴だったので、僕より年上の体格のいい男性かな~??

 って印象を受けたんです。。


 3連休の初日だから、急性アルコール中毒かな??

 と素人考えを巡らせてみましたけど・・


 そもそも、あの女性はよくあそこで緊急停止ボタンを押せたモノだ・・

 どーやら、付添いの人ではなかったみたいなんで、どーしてあの人が昏睡状態(?)なのに気付いたのかも分かりませんし。。

 泡吹いてたとか、白目向いてたとか分かりやすい状況だったのかもしれませんし・・

 まぁ全て憶測ですね。。


 それと、何よりもあの運転手の冷静な対応に驚いた。。

 実際、あそこで自分1人で、どーにかせにゃいけない状況じゃないですか??

 見た感じ40歳前後の男性だったと思うんですけど、すっごく落ち着いていました。。


 一番、驚いたのはあの場で駅員が来るまでに車両にいる乗客に状況を説明したトコがビックリしましたね。。汗

 あれで

もういつまででも待ってるぜぃ!!

 と思いましたもん。。笑


 完全な傍観者で、自分はもちろん人に広めても全く教訓が得られない、単なる自慢話同然になってしまいますが、とりあえず小田急見直しました。。笑