暗号=解読・模型=数奇。。

 こんにちは。。8月はなぜか更新少なめになってしまったmartです。。


 何ででしょー??

 自分でも心当たりないんですけど・・

 ただネタがなかったからだけのことなんですけど、なぜネタが浮かばなかったかが自分でも分かりません。。

 きっと、あれだ・・暑さのせいだ・・爆


 今年はずっと家の自室にいたせいで、ほとんど冷房なく夏を越しましたよ。。汗

 人間の適応能力に改めて感服いたしました。。涙




 さて、今日はそんな暑い夏の最後に読んだ本のお話。。

 まぁ相も変わらず、洋書森 博嗣ですよ。。

 
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 今回の洋書はエニグマ。。

 第2次世界大戦で最強の暗号機と呼ばれたエニグマ。。

 ドイツが開発した暗号で、送信するたびに暗号の法則そのものが変化していくという摩訶不思議な機械。。

 これを一刻も早く解読するのが連合国の使命だったのです。。


 結果的にはイギリスの天才数学者アラン・チューリングにより、解読され連合国にとってはこれでかなり戦局を優位に運べたらしーです。。

 ちなみにこのアラン・チューリングはコンピュータの原型となる、チューリングマシンという装置を作ったのでも有名です。。

 これが史実で、僕としてはこのアラン・チューリングが実際に暗号を解くまでの奮闘をドキュメントで描いていくモノかと期待したんですよ。。


 でも、実際は違う。。架空の人物が登場して、そやつが暗号解読に挑む。。

 と思いつつ、これも違い(笑)この架空の人物の恋人が持ち出した暗号の行方を追うという、ハリウッド映画で言えばクライムサスペンスに分類されるよーなフィクション小説。。

 もう、途中からどんどん想像してた話からズレていって、(629ページ中)200ページぐらい読んだトコで投げ出してやろーと思いました。。笑

 そこまで読むだけで既に2週間かかっていたので・・爆


 結局、読破したんですが、リアルに1ヶ月以上掛りました。。

 もう、これは読書という趣味を完結させてしまうのではないかという不安さえ途中でよぎりましたね・・

 はぁ・・やっぱり外国の本は自分に合わん・・


 と

天使と悪魔


 だけはとっても自分に合ってたんですけどね・・

 それ以降のダン・ブラウンはダメだったし・・



 さて、気を取り直して・・森 博嗣です。。


 今回は


 を読みました。。


 ちなみにこれはさっきのエニグマより80ページ多いのに、1週間もかからずに読み終えてしまった。。爆


 今回のは・・うん。。いつも以上に森 博嗣らしかった。。

 模型って表現が、とっても森 博嗣らしく、そして僕には難解だった。。汗

 殺人の動機なんて理解できないのは当たり前で、森 博嗣作品では特にそーなんですけど、今回は1mmも触れることができなかった。。



 とか


 の時は鳥肌が立つほど感動できたんですけど、今回のはなんか浸れなかった。。

 勉強不足ですね・・人生の。。爆


 事件としては今回は一見誰にでも犯行が可能に見えたので、そんなに深く考えませんでした。。

 でも、蓋を開けてみると、またまた盲点を突かれてしまい、なんかとっても悔しかったです。。笑


 ただ、最後の

アシカとオットセイの違いはいくら??

 の答えは鳥肌が立ちました。。笑


 さて、これでS&Mシリーズ残り1作。。

 最後は



 ねーちゃんが10年前読んだ時には

読み終わって数カ月引きずった・・

 って言ってたんですけど、そんなにすごいモノなんでしょーか??


 今のところ僕の中では、何作品かは1週間ぐらい引きずったんですけど、何カ月ってのは・・

 でも、森 博嗣のこのS&Mシリーズ読んでいる期間は頭が犀川先生思考になる。。笑

 全然、計算スピードが違うんですが(笑)なんか思考の指向嗜好のベクトルを近づけたくなっちゃうんですよね。。爆

 そもそも、目を閉じて1つの物事を深く考えるのが好きなので、その趣味は少しだけ犀川先生に近いのです。。

 でも実際、犀川先生は目を閉じなくても一瞬にして閃いてるけど・・


 たまに、憎らしーぐらい先読みするのが読者としては快感でもあるのです。。爆

 ただ、今回はあまりに思考に熱中しすぎて駐車場の料金払うトコのバーに頭をコツンとやってしまいましたけど・・笑


さぁ最後にどんな森 博嗣ワールドを見せてくれるのか!?

そして、犀川先生と西之園 萌絵の結末はどーなるのか!?


 ところで、昨日笑っ○い○とものテレフォンショッキングに出ていた宮○ あおいがもう西之園 萌絵にしか見えなかったんですけど・・爆