プラスティック。。
こんばんは。。明日からまた3連勤のmartです。。
8月に入って意としない3連勤がこれで2度目。。笑
2011年通して考えても2度目。。爆
前回の3連勤後、2連休はサプライズがありましたが、今回は特になさそー
まぁそれなりの楽しみはありますけど・・
さて今日は、休日だと逆にやらない、読書のお話。。
本はバイト先で朝、仕事の前に読むか、旅行中にしか読まないモノで・・汗
今日は久しぶりに自分の琴線に触れた本のお話。。
プラスティック 井上夢人
ミステリー小説です。。
と言っても、物語ではなく、全編に渡って独白です。。
6人(?)の人物による、54のファイルから構成されています。。
時制が過去から未来と一貫しているので、とっても読みやすく、風景描写なしで、全部口語なので、文章が頭に入ってきやすいです。。
とりあえず、読みやすさ云々の話はいいとして、事件に対するアプローチの仕方がとっても面白い!!
一見、単なる謎解きをしていくのかと思いつつ、犯人や犯人を追うモノの独白、被害者と名乗る人間の登場、共犯者と名乗る者、いろいろな立場の人間が現れ、一体この本は何なんだ??と疑問を持ち、さらに奥に踏み込みたくなる構成。。
だんだん、読み進めているうちに全体構造が掴めてくる割に、謎も深まるばかり・・
そして、真実が分かっても、そこからの収束が本全体の鍵を握り、最後にはlim0で終わりますね。。
最後の1ページで、鳥肌が経ちましたから。。爆
そんなワケで、読み終えた瞬間
久しぶりに面白い本読んだ~!!
って思えました。。
これは、ミステリーファンなら読んでおいた方がいいです!!
ミステリーファンじゃなくても、十分に楽しめます。。笑
1冊の本として。。
たぶん、映画化みたいのは無理でしょー
これはきっと描けないよ。。笑